ゾーマ

koshiによる低レベルクリアの記録?
もちろん光の玉なんて便利なアイテムはありません。
※タイトルと内容は一切関係がありません。あしからず。

「出発前日」

終電で帰宅。まだ何も準備できてないよ…。



「1日目」

成田空港までは電車で行こうと思っていたが、親が車を出してくれたので気楽にいくことができた。
しかしいかんせん時間が早すぎた。空港到着が6:30。
店も窓口も全く開いていない。というか人がいない。
仕方がないのでふらふら時間をつぶす。チェックインが始まるまで1時間を無駄に過ごす。
チェックイン後にようやく店も開いたので、最重要アイテムであるコンセント変換アダプタを入手。
例えるなら「きえさりそう」かなぁ。店で買えるけど無いと困るし。
これがないと最後の追い込みが出来ない。つーか学会のたびに前日ホテルで原稿書いてるな…今回こそは間に合わせようと思ったのに…。
英語の壁はあまりにも厚く、高い。

チェックインカウンタの出口で同行者(2人)とようやく合流…と思ったら2人で何処かへ行ってしまった。一緒に朝食でも…と思って待っていたのに。
まぁ邪魔しても…ねぇ。結局自分はといえば食事もとらずテレビを見てぼーっとしていた。期間中デフォルトはこの姿勢でいくことに決定。

出発時間が近づいたので出国手続きへ。
腕時計をはずし忘れて金属検査で引っかかったせいで靴まで脱がされたことを除けば問題なく出国完了。
期待はエアバス A300-600。座席は主翼の付け根。フラップの動きが見られるので機械屋的には一番面白い席…かもしれない。
飛行機は時間を少々遅れて出発。なんか出発前に妙に燃料臭かったけれど無事離陸したので良かった。
また簡単な機内食が出たので非常に助かった。

2時間ちょっとで釜山に到着。ここから乗り継ぎのため少し離れた国内線に乗り換える必要がある。
バス待ちをしよう、と思ったら待ち時間を嫌って同行者が離脱。一人で待っているのも何だし、
時間もあったので結局国内線ターミナルまで歩くことにした。時間にして10分ほど。
自分の他に歩いている人は当然のように居なかった。途中で空港施設警備のオッチャンに怪しまれたけれど。

荷物が邪魔なのでさっさとチェックインしてターミナルの中をぶらぶら。しばらくしてカウンタに戻ったら同行者から衝撃の一言。
「僕たち一本早い飛行機にしたんだけど…」
おいおい、待てよ。そりゃ待てよ。そんなことはなー、やりたくても抑えるのが人間なんだぞ。
ときめゼリフを口にしそうになるのをぐっとこらえる。
こっちは予定通りチェックインしてしまいましたよと思いつつ自分も窓口に掛け合って無理やり一本前に変えてもらった。
この時点で飛行機出発15分前。荷物の積み替えなど大変だったろうに…。しかもFIX航空券なのに…。関係者には感謝。
飛行機に乗ったら座席はまた主翼の付け根。さすがにもう見飽きたんですけど。

ここから最終目的地の済州島までは一時間ほど。天気が良いので着陸前に島が良く見えた。
特に印象的なのが遠くからでも雲の上に見えた漢拏山の山頂。あぁ登りたいな〜。

空港に到着後事件発生。
飛行機の変更で荷物が遅れるならまだしも、自分の荷物が見知らぬオバチャンのカートに乗せられ危うくそのまま持っていかれそうになった。
怪しい英語?で適当に声をかけてなんとか無事回収。頼むよオバチャン。

空港を出るとそこは南国…のように見える(背の高いソテツが植えてある)けど微妙に寒い。
バスが来るまでに記念撮影でも…と思ったら今度は早速バスが来たため、撮影せずに出発。
どうも同行者は待ち時間が嫌らしい。まぁこっちとしても学会の発表準備があるからいいんだけど…そこまで急がんでもよいのでは?

バスに乗ったのは良かったものの、早速問題発生。よく考えたらまだ両替していない…
と思ったら同行者はすでに両替を終えていたらしく(既に何か買ったらしい)、料金@850ウォンはひとまず立て替えてもらった。
バスが走り始めてから再び問題発生。バス停の名前がハングルなので読めない。しかも客が居なければ猛烈なスピードで通り過ぎてしまう。
地図を見つつ適当なところで降りたら無事合っていた。つーか初心者にはお勧めできない。
バス停からホテルまで300mくらいの間にマクドナルド・KFC・ロッテリア・ファミリーマートなどを発見。まぁこのあたりは予想の範囲内かと。

5分ほどでホテルに到着。
チェックインの際に「部屋を変えないか?」と言われた。
元の部屋は山側の普通の洋室。新しい部屋は海沿いのオンドル。せっかくなのでオンドルに泊まってみるのも良いかな〜と思い変更することにした。
部屋に入ってみるとやたら広い。それもそのはず普通は2人部屋のところを独り占めですから。
もともと10畳ぐらいある上に、窓の外には海が見えるテラスがある。
これだけ広いと逆に寂しい。

一息ついたところで学会の参加登録へ。名前を確認してもらったところ、驚いたことに同姓の参加者がいた。家族親族以外では初めてではないかと。
また、突然学会のマーク入り鞄を渡されたことにもびっくり。開けたら中に講演論文集が入っていた。どうも後で聞いたところによると海外の学会では割と普通らしい。
これを会社用にするのはあまりにも手を抜きすぎだろうか?

夕食を食べに外へ出るのが面倒なので学会のレセプションに参加することにした。
学生は参加費にレセプション代が含まれないので当然別料金がかかる。
バレないんじゃないかとも思ったが、やはり気持ち悪いのでちゃんとお金を払って参加。
バイキング形式なのでいろいろつまみ食い。日本人に配慮してか寿司まであった。
しかも専用カウンターで握りたて…と思ったら客が増えたとたんカウンターの下から
握り済みの寿司が出てきた。なんかバナナのたたき売りみたいでズルい。
ビールも用意されていたけれど、この後仕事があるために飲めず。

部屋に戻って学会発表準備を再開。
それにしても部屋の中はオンドル(温突)というだけあって暑い。
温度調節をしようと思ったが、謎のMODEスイッチがついたエアコンの制御盤はあっても、床暖房を制御する装置が無い。仕方が無いので窓を開けたまま放置。
前記のように窓の外には海が広がっている。というか海しかない。なんだか絶海の孤島に収容された犯罪者みたいな気がしてきた。
こんな気分は北海道の学会に行ったときの「精神と時の部屋(=窓のないビジネスホテル)」以来だ…。

次にPC接続用のコンセントを探るも、部屋の中にサービスコンセントが無い。ちょっとマテ。
このままではコンセン変換アダプタを買った意味が無いので照明用のを一つジャック。
そんなこんなで環境を整えたあとは、一晩中PCとにらめっこ。



「2日目」


午前中はゾーマ退治に出発。準備不足がたたり当然のごとく上手くいかなかった。
それにしても発表中に震えが来たのは初めてだった。発表前は普段より落ち着いているくらいだったのに…。
座長が同行者の知り合いらしく後でそれとなくフォローされたけれど、ダメダメなのは自分が一番良くわかっているのであんまり追い討ちをかけないで欲しかった。

昼食は近くのショピングセンタ内のフードコートへ。まずは5000円ほど両替して準備完了。
いろいろあるけれどメニューが全部ハングルで読めない。その中から写真付きで比較的外れがなさそうなビビンバを注文。
注文したら店の人が「イシヤキ一つ」と言っていた。なんだよそれで通じるのか…早く言ってよ。
よく見たら周りの日本人は誰もが同じ石焼ビビンバを食べている。皆考えることは一緒か…。
味が予想通りだったのでまずは一安心。付け合せのキムチはかなりうま辛い。汗をかきつつなんとか完食。
午後のセッションにちょっと遅刻したけれど、海外の学会は会場への出入りが比較的自由なので問題なし。

自分の発表が終わったので午後は気楽に聞くことが出来た。
他の人は皆スラスラと発表している。スライドの作り方の差もあると思うけど、一番の原因はやはり練習不足だろうな…。
そんなこんなで時間が経過し、終盤になって問題が発生。なんだかとても腹が痛い。
トイレへ行っても状況が改善されないので仕方なく部屋へ戻ったあと即就寝。
よく考えたら辛いもの食べて腹の調子が悪くなるのは暴君ハバネロで実証済みだったのに、そのことをすっかり忘れていた。
なんだか韓国来てから踏んだり蹴ったりな気がする。



「3日目」
夜中の3時ごろ目が覚めた。前の日寝たのが20時くらいだから仕方ないか…。
テレビを見ても面白くないので、午後の観光の予定でも考えてみることにした。
漢拏山登山はかなり本気のつもりだったのだけれど、雨が降ってきたのであえなく中止。
さすがに学会参加中に遭難するわけにはいかないし…。
しかし代わりにこれといったものが考え付くでもなく、結局布団に入って無理やり睡眠。

朝はシャワーを浴びてさっぱり。朝食は相変わらず腹の調子が悪いのでパス。
今日最初に聞いたセッションの座長は日本人に優しいようだ。質問内容をちゃんと日本語に直してくれていた。それが良いのかどうかは疑問だけれど。
午前後半はポスターセッション。一通り見て今日の学会は終了。

よく考えたら丸一日何も食べていないことに気づく。
韓国料理はまた調子が悪くなる恐れがあるので、マクドナルドで妥協しようとした。
しかし店の前までは行ってみたものの、中に客が一人もいないのを見て予定を変更。近くのコンビニで食料を調達することにした。
カップラーメンが700Wくらいで売っているところを見ると、物価は日本より少し安いように思える。
おぉ、なんとメッコールが売っているではないですか!でも買っても飲まないので買わない。
ここで昼食用におにぎりを買おうとしてまたまた問題発生。
おにぎりのパッケージは相変わらずハングルで、中身が全くわからない…と思ったら、
ところどころ「熱!」とか「辛!」とかいう文字が躍っている。さすが韓国。こんなところにもぬかりはない。
パッケージを頼りに大丈夫と思えるもの(赤系の色が使われていないもの)を購入。

次はバス用のプリペイドカード探し。バスで移動するごとにいちいちお金を払うのは面倒なのと、やはり一度使ってみたいという思いからバスカードを買うことにした。
しかしここでもハングルの壁に阻まれる。しかも手持ちの「地球の歩き方」には買い方が乗っていない。
仕方が無いので近くのコンビニで聞いてみることにした…けれども言葉が通じない。
間違ってテレフォンカードを出されたりした挙句、「うちじゃ売ってないよ」と言われた。多分。
そのあとどうもどこで売っているか説明してくれたようなのだけど、当然ハングルなので意味不明。適当に相槌を打った後、お礼を言って他をあたる。
しばらく歩いて別のコンビニで聞いてみたら、そこでは無事購入できた。
最初に10000ウォンもチャージされたのだけど、市内バスは一回800ウォンなので使い切るのは難しい。
そこで長距離バスへ乗ろうとバスターミナルへ行ってみたら、「そのカードは市内でしか使えないよ」とのこと(ここでは日本語が通じた)。なんてこったい。
仕方がないので市内バスを乗り回そうかとも思ったけれど、さすがに3回目くらいで飽きて素直にホテルへ戻ることにした。

ホテルへ戻る途中でスーパーマーケットへ立ち寄った。
最初に土産購入に備えて両替。10000円札を出して「半分だけ両替してくれ」と頼んだけれど駄目らしい。
融通が利かないな〜と思いつつ背に腹はかえられないと思い言われるがまま全額両替。
そのお金で韓国海苔などの土産を購入。
そういえば韓国に来てからうすうす感じていたけれど、どうも韓国において日本人はそうとう目立つらしく、こっちが「アンニョンハセヨ〜」とか「Excuse me?」とか言っても日本語で返事をされる。楽だけどちょっと悲しい。
途中、本屋があったのでのぞいて見たら、「蹴りたい背中」の韓国語版が置いてあった。他はめぼしい物はなし。
レジで会計してもらう段になって、レジ袋が有料であることを思い出した。
反射的に「No!」と言ってしまったが最後、手持ちの小さい鞄に購入品を押し込む羽目になった。はたから見たら相当怪しい人に見えただろうなぁ。

部屋に戻ってからはテレビをぼーっと見ながらようやくの昼食。といってもこの時点で日が傾いていたけれど。
見ていたTVはNHKBSのニュースと地元のアニメチャンネル。
ニュースを見ていると竹島問題がいろいろ問題を起こしているように見えたけれど、
少なくとも自分が韓国に来てから体験した限りではそのようなそぶりは全く見えなかった。
日本と同じで、歴史的事項に反応するのは一部の人だけなのかもしれない。
あと見ていて気になったのは、エアバスA300-600方向舵脱落の話題。
往路で乗った飛行機、両方ともこの型だったんですが。やはりあの燃料の臭いは…?帰りも心配だ。

アニメチャンネルを見て気がついたのは以下の点。

放映が確認できたのは以下のタイトル。順不同。コメントは適当。

番組の間に入るCMはほとんどが「あたしンち」のキャラ。中には「クレヨンしんちゃん」との競演もあったけれど、著作権的に問題は無いのだろうか?

夜は同行者に誘われて部屋で酒を飲むことになった。
普段とは違う話題がポンポン出てきてかなり楽しかった。
ここでの話は省略。

その後カジノへ行こうという話になり、スーツの上着を羽織って近くのカジノへ行ってみたけれど残念ながら工事中とのこと。今の時期はシーズンオフなので仕方ないかと。
部屋に戻って、荷物を整理して就寝。二日酔いが心配。



「4日目」
7時ごろ起床。天気が良い。しかし今日晴れたところで何処かへ行く時間も無い。とりあえずテラスに出て少し光合成。
朝食は手間と予算の関係で、昨日買ったポカリスエット一本。シャワーを浴びて準備完了。

今日も出発直前までぎっしり学会。
そろそろ頭も英語漬けかと思いきや、そうでもない。発表内容自体はスライドの助けもあってある程度は理解できるのだけど、知らない単語とか専門用語が出てくるとそこでスタックしてしまう。電子辞書は必須だと感じた。
Coffee breakの間にチェックアウトを済ませる。カタコト英語でも何とかなるものだ。そういえば荷物を預けるのって"check"を使うんだねぇ。知らんかったよ。

昼食は予算の関係で近くのファミリーマート。残った小銭だけで何とかしようと思ったら、板チョコとコーヒー牛乳しか買えなかった。帰ったら確実に体重が減っている気がする。
このときになって初めてホテル前の海沿いの道を歩いてみた。日本と違って磯の香りみたいなものが全く無い。
しかも目の前が飛行場への進入経路になっているので、ランディングギアを出して降下してくる飛行機がかなり大きく見える。しばし見とれる。

午後の発表も結局最後まで聞くことにした。途中やたら早口で英語を話す日本人の発表の間10分くらい爆睡してたのは秘密。
終了後フロントに荷物を取りに行ったら、同行者の荷物がすごいことになっていた。
とはいえ自分も鞄3つなので人のことは言えない。ちなみにこの中で学会でもらった鞄の中身は韓国海苔だけ。
空港までバスだと面倒ということが前日のバス乗り回しの結果判明したので、タクシーで行くことになった。代金は自分持ち。初日のバス代と前日の酒代もこれでチャラ?

空港に着いてチェックインを済ませたあとふと外を見たら、漢拏山が麓から頂上まで綺麗に見えていた、あ〜やっぱり登りたかったな〜。
その後手持ちのWを円に両替。
窓口のお姉さんに「100円ありますか?」と突然聞かれたので、言われた通り100円を払ったら10000円札で返してくれた。
なかなか柔軟な対応をしてくれる人だ。どこぞのスーパーの両替窓口のオバチャンとはえらい違いだ。
と、ここでふと気がついたことが一つ。今の時点で10000円返ってくるということは、昨日の両替は全く意味なかったということでは?
…うーむ、韓国に4日間もいて5000円しか使わなかった計算になる。
しかもそのうち1/3くらいは交通費に消えてるし(さらに言うとそのうち半分はプリペイドの残高として不良債権化してるし)。なんだかなぁ…。
残りの手持ち600W程度では何も買えないので、さっさと出国手続き。
出国手続き後の待合ロビーは飛行機2機分の客で大混雑。1/3は学会参加者、1/3はヨン様目当てと見た。

30分ほど待ってようやく搭乗開始。今回はやや後よりの窓側。隣が空席なので気楽だ。
離陸時はうまいことに陸側。あこがれの漢拏山もこれで見納め。あ〜もったいない。
その後旋回したので窓は北側を向いている。天気が良ければ富士山も見えるかな?
と思ったけれどよく考えたらこの時点で18時30分。暗くて見えるわけが無い。
帰路も簡単な機内食が出た。寿司3貫と鮭の刺身。
朝からろくな栄養を取っていないので足りないけれど文句を言っても増えるわけではないのでスープやジュースを飲んで誤魔化す。
そんなこんなしているうちに雲行きが怪しくなってきた。
シートベルト着用ランプはほとんど付きっぱなし。
飛行時間の後ろ1/3くらいはずっと雲の中。ちゃんと着陸できるのか不安になったけれど、最後は何事も無かったかのように着陸成功。

着陸後回送中に一旦停止した瞬間みんな立って荷物を降ろし始めやがった。まだゲートに着いてないってのに。
だいたいそんなに急いだところで荷物が出てこなきゃ意味無いだろうに。
10分後くらいにようやくゲートに到着。入国手続き後荷物を受け取るためベルトコンベアーへ。
同行者とはここで別れる。お疲れ様でした。
さて流れている荷物を見ていると、学会でもらった鞄がたくさん流れている。当然みな同じ形。
取り間違い続出に違いない。つーか学会参加するくらいの人たちなんだから頭使おうよ…。

税関では「対象の品はありますか」と聞かれたけれど、5000円しか両替していない人間がそんなに買い込んでいるわけも無く、当然スルー。
家までは高速バスにしようと思ったけれど、やはり値段の誘惑に負けて電車で帰宅。


つーかこんなの書いてる場合じゃないな。

これで明日遅刻したら、それこそ伝説になっちゃうよ。
そんな勇者の称号なんていらない。


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